インドネシアのSinar Mas Groupとの合弁会社「PT. SUPER WAHANA TEHNO」は、2006年からペットボトル及びガロンウォーターの製造販売に携わっている。アルファマートやインドマートなど約24,000店舗に向けた全国展開を進めている。インドネシア最大の都市ジャカルタを中心とするジャワ島西部に加え、第2の都市スラバヤを擁する東部でも展開している。2016年11月に委託生産により生産能力をペットボトルで2倍、ガロンで5倍に拡大した。今後も高成長が続くとみている。
2017年2月に、Public Library of Scienceより刊行されるオープンアクセスの科学雑誌である「PLOS ONE」に、九州大学と東京大学との共同論文となる「電解水素水は同水素濃度の水素水に比べHT1080細胞の細胞内活性酸素消去能が強い(和訳)」が掲載された。この研究では、電解水素水は、同濃度のバブリング水素水よりも細胞内の活性酸素消去活性が約5倍高い結果が出た。また、水素ガスが脱気した後でも、電解水素水の細胞内活性除去能力は約60%の活性が残った。これは、バブリング水素水の約3倍の細胞内活性酸素除去能力に相当する。電解水素水は、アルカリ性で白金ナノ粒子などの別の因子が存在している可能性が示された。一方、バブリング水素水の活性成分は溶存水素のみのため、脱気した後では活性が残っていなかった。電解水素水はバブリングで生成した水素水よりも抗酸化性が高い水であると考えられ、電気分解によって生成することが有効との結論になった。