■将来ビジョン

スリープログループ<2375>では、将来的に働き手(登録スタッフ)と雇い手(求人企業)をより円滑につなぐために、先端技術の活用を検討している。現状、スポットでの取引が多くなれば、相互のミスマッチも発生する。仮に、事前に登録エージェントの実績やスキルの履歴が蓄積されていればミスマッチの確率は低減する。また、実力に応じた単価の設定やトークンによる報酬のやりとりも想定できる。同社としては、ブロックチェーン及びAIをコア技術と捉え、実証実験などの具体的な検討を開始している。将来的には、働き手と雇い手の双方にとって快適な“スリープロエコノミー”を実現するのが同社のビジョンである。

ブロックチェーンに関しては、ブロックチェーン推進協会(設立:2016年4月25日、代表理事:インフォテリア<3853>平野洋一郎(ひらのよういちろう)代表取締役社長、ブロックチェーン技術の普及啓発、関連投資の促進及び海外ブロックチェーン団体との連携などを目的に活動する協会)に加盟し、最新技術を取り入れる体制を整備している。

(執筆:フィスコ客員アナリスト 角田 秀夫)



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情報提供元: FISCO
記事名:「 スリープロ Research Memo(4):ブロックチェーン及びAIを活用し“スリープロエコノミー”をつくる