芙蓉総合リース<8424>は14日、日本政策投資銀行(以下「DBJ」)と共同で、一括請求サービスを手掛けるインボイス(東京都港区)を子会社化すると発表した。

インボイスは、かつて東証一部に上場していたが、MBOにより2011年に上場廃止している。現在は、合同会社ジーアイ・ホールディングス(東京都千代田区、以下「GI」)が同社の全株を保有しているが、GIを株式会社へ組織変更後、発行済み普通株式の全部を取得し、インボイスと併せて連結子会社化する。株式譲渡実行日は10月31日、取得価額は約100億円。

出資比率は、同社60%、DBJが40%。DBJ の政府系金融機関としての幅広いネットワークと高度なコンサルティング機能を活用することで、2 社共同でインボイスの事業拡大を支援し、持続的な企業価値向上を目指す。

同社は、インボイスをグループ会社化することにより、既存顧客に付加価値の高いBPO サービスを提供することで、顧客企業の生産性向上や高付加価値業務へのシフトを後押しする考え。



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情報提供元: FISCO
記事名:「 芙蓉総合リース---日本政策投資銀行と共同でインボイスを連結子会社化