<7776> セルシード 1051 +5
続伸。国立研究開発法人日本医療研究開発機構が公募した補助事業「再生医療の産業化に向けた評価基盤技術開発事業(再生医療シーズ開発加速支援)」に研究開発課題が採択されたと発表。事業課題名は「同種軟骨細胞シート(CLS2901C)の製品化に向けた製造方法の確立」で、研究開発事業で得られたデータをもとに早期事業化を目指す。事業期間は21年3月まで。

<6757> OSGコーポ 898 +38
大幅反発。19年1月期第2四半期累計の営業損益を2.59億円の黒字(前年同期実績1.65億円の赤字)と発表。水関連機器事業で家庭用機器製品や業務用機器製品が順調に伸びたことに加え、メンテナンス事業の原価率低減や販管費抑制などが黒字転換に寄与した。HOD(水宅配)事業も猛暑を背景に好調。通期予想は4.00億円の黒字(前期実績2.79億円の赤字)で据え置いた。進捗率は約64.8%に達している。

<2191> テラ 285 +41
大幅に3日続伸。台湾のバイオテクノロジー企業であるVectorite Biomedical Inc.(VB)と業務提携契約を締結すると発表。VBの細胞加工施設でテラの技術及びノウハウを用いたがん治療用免疫細胞の加工を実施し、関連医療機関に提供する。テラはVBから契約一時金80万ドルを受領する。今後、VBがテラの技術及びノウハウを実施する際には件数に応じたロイヤリティがテラに支払われる。

<3317> フライングG 2026 +400
ストップ高。株主優待制度を新たに導入すると発表。株式投資の魅力を高め、より多くの株主に中長期的に保有してもらうことなどが目的。対象は3月31日時点の株主で、100-499株で優待券(500円)4枚か自社商品、500-999株で優待券12枚か自社商品、1000株以上で優待券24枚か自社商品を贈る。優待導入が評価され、個人投資家を中心に買い人気を集めている。

<2150> ケアネット 961 +150
ストップ高比例配分。ケアネット、サンバイオ<4592>、バイタルケーエスケーHD<3151>、メディカルインキュベータジャパン、アステムの5社で再生細胞薬の適正使用・普及、分定流通の在り方を共同研究するため、資本業務提携する。ケアネットはサンバイオ株6万株(発行済株式総数の0.12%)、サンバイオはケアネット株107万6400株(同9.74%)を取得する。サンバイオも3日続伸している。

<2146> UTグループ 3280 +50
4日ぶり反発。技術職社員数が連結で2万人を突破したと発表。無期雇用派遣や派遣社員のキャリア形成支援、スキルに連動した賃金体系に加え、全社員を対象にしたキャリアコンサルティングが社員増に寄与したという。中期経営計画では、21年3月期に技術職社員数を2万9000人規模に拡大させることを目指している。人手不足が深刻化する中、技術者確保に成功していることが好感されて買われているようだ。



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情報提供元: FISCO
記事名:「 新興市場銘柄ダイジェスト:テラが大幅続伸、フライングGはストップ高