同社は、既存事業の技術やノウハウを利用し、新技術の取り込みや新たな領域への拡大、事業同士のコラボレーションによる新たな付加価値の創造などを目指している。シナジーの1つのあり方として、ゲームと民泊のコラボレーションを企画、2018年8月に第1弾のコンテンツコラボレーション民泊をオープンする予定で、2018年7月18日にはブロックチェーントレカサービスを開始している。改ざんがほぼ不可能なブロックチェーン技術を利用することで、トレーディングカードをデジタルアセットとして1枚単位で登録・発行・流通させる考えだ。これにより同社は、これまで単独で価値を持たせる事が難しかったデジタルアセットに対する価値創造と向上を目指す方針である。また、ディープラーニングを用いたAI技術を有する(株)データグリッドに出資し、これを弾みに、AIを利用してキャラクター画像を生成するプロジェクトに着手している。若干の顔の歪みなどは生じているが、既にAIによる画像生成は実現している。今後は画像生成の精度を更に向上させつつ、ユーザーの「好み」を認識して生成が可能な AI にまで開発を進展させる意向である。さらに、(株)サイバードを2018年6月28日に完全子会社化しており、サイバードの女性向け恋愛ゲームのノウハウや海外展開力などを、同社のゲーム開発に生かす方針である。