ナノキャリア<4571>とノーリツ鋼機(本社:東京都港区)とジーンテクノサイエンス(本社:札幌市中央区)は9日、当該3社間でバイオ事業の創出を目的とした業務提携契約の締結を決議した。これは、同社のミセル化ナノ粒子技術、ジーンテクノサイエンスのバイオ医薬品の創薬技術、ノーリツ鋼機グループの創薬事業の一環である再生医療事業における強みを生かし、新しい治療用製品を生み出すことを目的としている。

また、同社はノーリツ鋼機傘下のジーンテクノサイエンスの普通株式500,000株をノーリツ鋼機より取得し、ジーンテクノサイエンスへ資本参加すること、併せてノーリツ鋼機バイオホールディングスを割当予定先として普通株式 1,500,000株を発行することも発表した。

ノーリツ鋼機のジーンテクノサイエンスに対する所有議決権数の割合は49.51%となり過半数を下回るが、ノーリツ鋼機からの合計4名の取締役体制に変更はなく、実質的な支配基準を満たしていることより両社の親子会社関係は維持される。


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情報提供元: FISCO
記事名:「 ナノキャリア---ノーリツ鋼機とジーンテクノサイエンスとの3社間で資本業務提携