マルコ<9980>は2日、10月1日(予定)を効力発生日として会社分割による持株会社体制への移行及び4月24日(予定)に分割準備会社として同社100%出資の子会社を設立することを発表した。新社名は、「MRKホールディングス株式会社」とし、10月1日付けで商号変更を予定している。

同社グループは、2016年7月にRIZAPグループ<2928>の傘下に入った後、「Maruko Reborn Project」を掲げ、徹底したコストの見直しによる収益力の強化、テレビやWebなどメディアを活用した新規顧客へのアプローチなどによる集客力の向上等、成長基盤の構築を着実に推進している。

また、創業以来、すべての女性が心身ともに美しく輝くためのサポートを行い、顧客のライフステージに寄り添った商品・サービスを総合的に提供できる「美の総合総社」になることを目標に掲げている。今回の持株会社体制への移行は、「美の総合総社」に向けての一歩であり、新規商品・サービスの開発及び既に商品・サービスを提供されている企業とのアライアンスやM&Aをより積極的に推進し、その実効性を高めることを目的としている。

経営戦略機能と事業執行機能を分離することで経営責任の明確化・意思決定の迅速化を図り、経営感覚を持ち合せた将来の幹部候補となる人材を育成可能なグループ運営体制を構築する。

持株会社体制への移行後も上場を維持するとしている。


<MW>

情報提供元: FISCO
記事名:「 マルコ---会社分割による持株会社体制への移行及び子会社の設立を発表