RIZAPグループ<2928>のボディメイク事業の生産性が大幅に向上している。同社によると、1店舗あたり売上が1.2倍、トレーナー1人あたりの売上が1.3倍と昨年同期に比べ大幅に上昇したようだ。これは、今期より導入した「予約システム」などの効果が着実に現れているためと考えられる。

19日には、ワンダーコーポレーション<3344>との資本業務提携を発表している。今回の提携により、2019年3月期においてワンダーコーポレーション店舗内にRIZAP関連事業20店舗を出店するなど、グループ全体で1,000店舗以上に拡大させる計画だ。

また、RIZAP関連事業におけるRIZAPボディメイクの入会待ちの約8割が地方・郊外に集中していることから、ワンダーコーポレーションの郊外店(平均面積500坪以上)にボディメイク店舗を出店することによって地方・郊外店舗における機会損失の解消と店舗開発費の大幅な削減を図る。これらの施策により、2019年3月期の計画である「売上高前期比150%成長」の達成を見込んでいる。

今後は生産性を維持した上で、更なる出店加速による売上・利益拡大が期待できそうだ。


<MW>

情報提供元: FISCO
記事名:「 RIZAP-G---ボディメイク事業の生産性が大幅に向上