オンコリスバイオファーマ<4588>は31日、2017年2月8日に公表した2017年12月期の業績予想修正を発表した。

売上高が前回予想比14.5%増の2.29億円、営業損失が10.78億円(前回予想は14.00億円の損失)、経常損失が10.87億円(同14.00億円の損失)、当期純損失が10.90億円(同14.00億円の損失)としている。

売上高については、医薬品事業および検査事業における既存ライセンス契約に基づくマイルストーンフィー等の受領により、前回予想値を上回る見込みである。
一方、利益面については、開発経費及び特許関連費用の効率化による適切な圧縮と、主に米国における研究開発の遅延、更に円高による販管費の減少見込み並びに第4四半期累計期間における営業外費用(為替差損)の計上から、2017年12月期通期の各損益予想を修正した。

また、当第4四半期累計期間(2017年1~12月)において、外国為替相場の変動による為替差損9,441千円等を営業外費用に計上した。主に同社の保有する外貨建て現金の評価替えにより発生したものである。


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情報提供元: FISCO
記事名:「 オンコリスバイオファーマ---業績修正および営業外費用の計上を発表