以下は、フィスコソーシャルレポーターの個人投資家わらしべ氏(ブログ「テンバガーへGO!わらしべのブログ」)が執筆したコメントです。フィスコでは、情報を積極的に発信する個人の方と連携し、より多様な情報を投資家の皆様に向けて発信することに努めております。

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※2017年11月30日22時に執筆

フィスコソーシャルレポーターのわらしべです。

【ガン治療法の開発は医療における最大のテーマ】

日本人の3大死因は統計上「がん」「心臓疾患」「脳血管疾患」(近年では「肺疾患」)
であり、そのなかでも「がん」は最も大きな割合を占める病気となっています。しかしながら、「がん」の根本的な治療法はいまだ確立されておらず、「医療における最大のテーマ」と考えられます。そういった観点から「新たながん治療法」に関わる銘柄として、
ネクシィーズG<4346>に注目してみたいと思います。

ネクシィーズG<4346>東証一部

【事業内容】

◆エネルギー環境関連事業

LED照明を中心に業務用冷蔵庫・空調・節水機器などの最新設備を店舗や法人向けに初期投資オールゼロで導入できる「Nexyz.Zeroシリーズ」を提供。

◆電子メディア事業

世の中に先駆けいち早く電子雑誌を創刊。現在では、旅行・メンズファッション・ウェディング・ペットなど、幅広いジャンルの無料で読める電子雑誌を発行中。その他、インターネットで企業の成長・売り上げを促進するECサービスや、スマホ用神体験3Dクレーンゲーム「神の手」を提供しています。

【米国医療ベンチャー「アスピリアン・セラピューティクス」社への出資を発表】

同社は2017年8月21日のプレスリリースで、『米国医療ベンチャー企業「アスピリアン・セラピューティクス社」に出資 光免疫療法の商業化を支援』と発表しています。

出資の経緯について

完全治療が難しいとされてきた「がん」が治る時代。それは人類最大のテーマであります。アスピリアン・セラピューティクス社は、がん治療の最先端とされる「近赤外光線免疫療法」を研究しており、技術革新が進むITやAIにも匹敵する、人類生命に関わるニーズになると考え、同社へ出資するに至りました。

アスピリアン・セラピューティクス社について

アスピリアン・セラピューティクス社は、N C I(National Cancer Institute:米国国立がん研究所)よりライセンスを取得し「近赤外光線免疫療法」の臨床試験・商業化を目指す、米国医療ベンチャー企業です。「近赤外光線免疫療法」は、IR700という色素を導入した抗体を患部に注入し、近赤外線の照射を行うことでがん細胞のみを破壊することができる最先端技術です。副作用も少なく、がん細胞のみを狙い撃ちできる未来のがん治療法として注目を集めています。

2014年にN I H(National Institutes of Health:アメリカ国立衛生研究所)の長官賞を受賞したN I H小林久隆主任研究員によると『頭頸部学会が発表した臨床実験7症例中、4例のがん細胞が消滅し再発もしていない』という内容を、テレビ朝日モーニングショーの「近赤外光線免疫療法」に関する特集番組で語っています。アスピリアン・セラピューティクス社は、最先端医療である「近赤外光線免疫療法」の日本国内展開において2020年を視野に検討しており、当社も従来の治療法に代わる最先端医療を支援してまいります。なお、今期の連結業績に与える影響は軽微であります。』と、発表されており、アスピリアン・セラピューティクス社が未来のがん治療法とも言うべき「近赤外光線免疫療法」の最先端治療を日本国内で展開することへの支援を同社が行うことを明らかにしています。


【楽天、がん治療に参入 米免疫VBに2割超出資 】

2017年11月28日の日本経済新聞一面は

『楽天はがん治療事業に参入する。新しいがん治療法として注目される「光免疫療法」の商業化を進めている米ベンチャー企業、アスピリアン・セラピューティクス(カリフォルニア州)に2割超出資して持ち分法適用会社とする。楽天は電子商取引(EC)会員の健康データと組み合わせた医療サービスを検討し、新たな収益源に育てる。』

と報じており、楽天がネクシィーズGも出資しているアスピリアン・セラピューティクス社に2割超出資することによって楽天の連結決算にも反映される「持分法適用会社」化するとコメントされています。

楽天がアスピリアン・セラピューティクス社の光免疫療法の成長を見込み、日本での事業化を目指していることが明らかとなったことで、ネクシィーズGとしても出資先として新たな収益源となる可能性は大きくなったと言えるでしょう。


【PER11.02倍、増配(年間30円予想)バリュエーションからも割安圏の医療テーマ株】

2017年12月11日の株価は1,850円(終値)2017年11月14日に開示されたH30年9月期の連結業績予想での一株純利益は167.84円、PERは11.02倍とバリュエーション的には割安圏と考えられます。また、配当もH29年9月期の25円からH30年9月期は5円増配の30円を予想しており、増収・増益・増配予想、好業績が期待されます。

しかも最先端の「がん治療」への出資は将来的に商業ベースに乗せられる展望もあり「医療テーマ」銘柄として注目されることが考えられます。


【2016年にはクレーンゲーム「神の手」で人気化「4,115円」の高値をマーク、ひとたび人気化すれば上値は高い】

同社は(株)ブランジスタゲームが手掛けるスマホクレーンゲーム「神の手」で人気化、2016年5月16日には「4,115円」の高値をマークしています。

今期においても上半期(平成29年10月~平成30年3月)年末年始において、3Dクレーンゲーム「神の手」の大型プロモーションを実施すると発表されており、3Dクレーンゲーム「神の手」においても再び人気化することが考えられます。

(株価1,850円:2017年12月11日終値)

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執筆者名:わらしべ
ブログ名:テンバガーへGO!わらしべのブログ






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情報提供元: FISCO
記事名:「 個人投資家わらしべ:ネクシィーズGはガン治療(光免疫療法)に注目【FISCOソーシャルレポーター】