今回の実証実験では、同社データセンターの各設備からサーバ使用電力量、空調使用電力量、気温、湿度、ドア開閉イベント、気象データなどのデータを収集・蓄積し、稼働状況の見える化を図る。また、相関分析や未来予測を行うことで運用業務の効率化を図っていく。 TOKAI COM が運用するデータセンターは、2016 年に東京都のクラウド化支援事業で活用される「環境配慮型データセンター」*2に認定され、効率的で省エネ対策・運用管理に優れたデータセンターとしての評価を受けている。
*1:「Internet of Things」の略で、センサーやデバイスといった「モノ」がインターネットを通じてクラウドやサーバに接続され、情報交換することにより相互に制御する仕組みのこと。 *2:東京都環境局による環境影響を少なくすることに努力しているデータセンターを認定・公表する制度。制度及び認定の有効期限は2017年3月31日で終了している。