カナミックネットワーク<3939>は14日、2017年9月期決算を発表した。売上高が前期比14.4%増の12.91億円、営業利益が同25.1%増の3.30億円、経常利益が同31.1%増の3.30億円、当期純利益が同35.3%増の2.23億円と2桁の増収増益となった。

カナミッククラウドサービスの売上高は前年同期比18.5%増の11.10億円となった。カナミッククラウドサービスはストックビジネスをメインとしており、既存顧客のストック部分をベースに、継続的に新規顧客を獲得してきた。

コンテンツサービスの売上高は前年同期比26.1%増の0.57億円となった。コンテンツサービスは、大手介護事業者からの依頼によるホームページ構築業務や公益財団法人介護労働安定センターを通じた介護事業社向けホームページの受託制作、運営・管理が安定した収益基盤となっており、また、介護関連情報を提供するインターネット広告サービスも手がけている。

その他サービスの売上高は前年同期比15.6%減の1.23億円となった。大口顧客向けカスタマイズ開発や地方創生事業に関する業務、医療・介護連携に係るシステム開発を受託した。

2018年9月期の業績予想については、売上高は前期比16.1%増の15.00億円、営業利益は同9.0%増の3.60億円、経常利益は同0.4%増の3.32億円、当期純利益は同3.0%増の2.30億円を見込んでいる。


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情報提供元: FISCO
記事名:「 カナミックネットワーク---17年9月期は2ケタ増収増益、カナミッククラウドサービスが好調に推移