RIZAPグループ<2928>は25日、同社の子会社であるRIZAP(本社:東京都新宿区)がグンゼ<3002>との連携により独自開発をした、着用するだけで筋肉の動きが可視化できる「筋電WEAR」の導入を9月より開始したと発表。

「筋電WEAR」は導電性の生地をセンサーとして内蔵したウェアであり、ウェア内部でセンサーとデバイスを連動させ、トレーニング中の筋肉へかかる負荷の状態を専用のアプリケーションからリアルタイムで確認できる。

RIZAPでは、RIZAPメソッドの効果を科学的見地からさらに向上させるため、筋力トレーニングの効果を数値化・可視化し、圧倒的なトレーニング効率の向上が可能となる最先端技術や新デバイスの導入を検討してきたが、従来の身体に貼るパッド等で測定を行った場合は、特定の体勢が取れず正確な測定ができないなどの問題あった。今回連携したグンゼでは、機能性肌着素材の研究に力を入れており、RIZAPはこの技術力に着目し、RIZAPの協力依頼により2年がかりで「筋電WEAR」を開発した。

これまで「筋力トレーニング中の個別動作ごとに、どの筋肉にどの程度の負荷がかかっているか」という情報は本人の感覚でしか分からなかったが、「筋電WEAR」を着用することで、専用のアプリケーションを用いて、筋肉の内部の動きを可視化することが可能となった。

「筋電WEAR」導入の第1弾として、RIZAPの全トレーナーが自己流のフォームではなく科学的な裏付けのある正しいフォームを理解し、利用者に最適なトレーニング指導をおこなうために、RIZAPトレーナー研修およびトレーニングプログラムの開発における活用を始めている。今後、同ウェアの活用実績および要素技術の発展の状況を踏まえ、順次RIZAPの利用者向けの導入も検討している。


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情報提供元: FISCO
記事名:「 RIZAPグループ---グンゼとの連携によるトレーニング「ウェア筋電WEAR」を9月より導入