■株主還元策

毎日コムネット<8908>は、安定的な経営基盤の確保と自己資本利益率の向上、安定的な配当の継続を業績に応じて行うことを基本方針としている。2017年5月期は中間配当を導入し、第2四半期末に7.5円、期末9.5円、合計17円、連結配当性向30.2%を実施した。

2018年5月期は創立40周年の記念配当を含めて年21円(連結配当性向36.5%)を計画しており、2019年5月期以降は連結配当性向35%以上を継続する計画である。なお、2017年6月1日付で普通株式1株につき普通株式2株の割合で株式分割を行っており、流動性が高まった。

株主優待に関しては、毎年5月末日に100株以上保有の株主に対して「ベネフィット・ステーション」への1年間の会員加入権が贈られる。「ベネフィット・ステーション」はベネフィット・ワン<2412>が 運営する会員サービスで、全国の温泉旅館、シティ&リゾートホテル、ゴルフ場、レンタカー、映画館、遊園地、引越し、人間ドックなど様々なサービスが会員特別価格で利用でき、人気が高い。

(執筆:フィスコ客員アナリスト 角田 秀夫)



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情報提供元: FISCO
記事名:「 毎コムネット Research Memo(8):2018年5月期は記念配当含めて21円、配当性向36.5%を目指す