「株式」 注目銘柄ダイジェスト：カルナバイオが続落、トレイダーズは急反発

<3932>　アカツキ　8900　+400
反発。一時9310円まで上昇した。9月14日付でマザーズから東証1部へ市場変更すると発表している。同社は16年3月にマザーズへ上場した。なお、マザーズではベステラ<1433>も東証1部への市場変更を発表しており、パッシブファンド等の資金流入に期待した買いが向かった。

<8704>　トレイダーズ　158　+11
急反発。子会社であるみんなのビットコインが、資金決済に関する法律の規定による仮想通貨交換業者の登録申請書を関東財務局へ提出し、受理されたと発表している。みんなのビットコインでは、「みなし仮想通貨交換業者」としてビットコインやイーサリアムを取扱う仮想通貨取引所として運営を行っている。今回、関東財務局による申請に係る審査を経て登録申請書を提出し、現時点では正式な登録を待つ段階（登録審査中）となっている。

<2163>　アルトナー　1536　-15
朝方に一時1425円まで下落。17年2-7月期（第2四半期累計）決算を発表している。営業利益は前年同期比22.2％増の3.65億円となり、従来予想（3.14億円）を上回って着地した。ただ、株価は決算発表を控えた直近2日で上昇していたため、本日は短期的な材料出尽くし感から利益確定売りが先行したようだ。なお、18年1月期の通期業績については、営業利益で前期比12.8％増の6.23億円とする従来予想を据え置いている。

<4572>　カルナバイオ　1216　-29
続落。クレディ・スイス証券では投資評価「NEUTRAL」、目標株価1500円でカバレッジを開始している。同社は10年以上にわたり医薬品企業や研究機関のキナーゼに特化した創薬研究を支援し、高い専門性を築き上げてきたと指摘。近年では同社の自社創薬パイプラインは海外企業からも注目されているという。導出品の増加や開発の進捗が期待されるものの、19年12月期までカタリストは限定的であるとみている。

<7157>　ライフネット　369　+15
続伸。8月の業績速報を発表している。単月の新契約の年換算保険料は前年同月比43％増の1億3600万円となった。申込件数は同68％増の4344件、新契約件数は同46％増の3065件だった。この結果、保有契約の年換算保険料は104億円となり、保有契約件数は24万6577件となった。死亡保険の保有契約高は1兆9937億1200万円となった。



＜DM＞