八洲電機<3153>は、23日に開催された取締役会において、4月19日に公表された業績予想について、修正の決議をしたことを発表した。

この修正の背景には、同社及び国内連結子会社が加入する「東京都電設工業厚生年金基金」を脱退したことにあるようだ。同基金を取巻く環境変化を踏まえ、業績及び財務面に与える将来的な影響を軽減するためである。これに伴い、脱退一括拠出金(特別損失)の計上を行った。

発表によると、売上高、営業利益、経常利益は従来の予想を据え置いたまま、親会社株主に帰属する当期純利益を特別損失の計上とそれに伴う税金費用の見直しにより修正し、前回予想の18.3億円を20.8%下回る14.5億円(前期実績比は43.9%の増加)となる見込み。


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情報提供元: FISCO
記事名:「 八洲電機---業績予想の修正に関するお知らせ