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急反落。282万株の公募による新株発行、18万株の公募による自己株式の処分、7&iHD<3382>を割当先とする第三者割当による27万株の新株発行、上限45万株のオーバーアロットメントによる売り出しを発表。調剤薬局・ドラッグストア等の新規出店、既存店舗の改装やシステム導入・入替に係る設備投資資金の一部に充当する計画だ。新株発行が最大で発行済み株式数の約11.1%におよぶ規模であることから、希薄化懸念が先行。
東芝<6502>:316円(+14円)
大幅続伸。半導体メモリー事業を巡り、協業先の米ウエスタンデジタル(WD)と月内決着に向けて協議に入ったと報じられている。WDは同事業の資産査定に入っており、来週にも作業を終える見通し。WDは産業革新機構のほか、米投資ファンドのKKR、日本政策投資銀行などと連合を組み、約1兆9000億円の買収案を東芝に提示。合意できれば国際仲裁裁判所への申し立ても取り下げる考えのようで、事業売却の進展期待が改めて高まる展開に。
セレス<3696>:1382円(+75円)
大幅反発。REMIX<3825>が18年3月期の上期及び通期予想の上方修正を発表。通期営業利益見通しを1.52億円から6.28億円と大幅に引き上げている。これをうけて、ビットコイン関連銘柄に関心が向かう展開に。なお、同社はビットバンクとの資本業務提携(持分法関連会社化)を結んでいる他、足元で仮想通貨取引事業等を行うことを目的とする子会社マーキュリーの設立について発表(社名は仮称、9月設立予定)している。
REMIX<3825>:1481円(+137円)
大幅続伸。18年3月期上期及び通期予想の上方修正を発表しており、ストレートに好感されている。上期営業損益は1.24億円の赤字から1.38億円の黒字、通期では1.52億円から6.28億円と大幅に引き上げた。仮想通貨「ビットコイン」などの取引所であるBITPointが収益化したことに加え、エネルギー関連事業における電力売買サービスの新規需要の拡大が背景に。本日は材料難のなか、ビットコイン関連に物色が見られている。
JT<2914>:3737円(-3円)
売り優勢。フィリピンにおいてたばこ事業を展開するMighty Corporation(MC社)のたばこ事業に係る資産を468億フィリピン・ペソ(約1048億円)で取得すると発表。MC社は、世界第10位のフィリピンたばこ市場において、市場シェア2位(23%)を誇っている。同社は8月にも、インドネシアのPT. Karyadibya Mahardhika社(KDM社)の買収も発表しており、東南アジア地域での事業基盤強化の流れが好感されている。
ニトリHD<9843>:16750円(+710円)
大幅反発。前日の大引け後に8月の月次業績を発表。既存店売上高(国内)が前年同月比14.0%増と2ヶ月連続で前年を上回った。接触冷感機能を持つ「Nクール」シリーズが引き続き好調に推移。特に、敷きパッド・ベッドパッドの好調が目立ったようだ。なお、8月度は前年より日曜日が1日多かった影響もあるものの、累計(全店ベース)で同11.3%増と、通期計画を上振れていることを好感する流れに。
ソフトフロン<2321>:206円(+18円)
急伸。連結子会社であるエコノミカルが国立研究開発法人情報通信研究機構らと、モバイルSIMサービスである「ロケットモバイル」を活用したIoTデータ伝送技術に関する実証実験を開始することを前日に発表。これを受けて今後は、同技術の商用化を目指していくと共に、より幅広い分野への技術展開を目指すという。
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