2017年3月期を最終年度とする前中期経営計画「Step Up 2016」が終了した。外部環境良好のなか、横浜の新倉庫のフル稼働遅れなどにより営業利益で100百万円の未達となった。しかし、大型倉庫3棟建設による消費財の取扱い拡大など目標に向かっての進捗は一定の評価を与えられる。
新中期経営計画「Step Up 2019」が発表された。2020年3月期営業収益67,000百万円、営業利益4,000百万円を目指す。基本的な考え方は前中期経営計画と同様で消費財中心だが、収益力が向上した自信からか、領域拡大と高付加価値化を両立する事業戦略や10,000百万円の投資余力を残した投資計画は積極果敢の印象を与える。