■株主還元策

品川リフラクトリーズ<5351>は、株主への安定した配当を確保しつつ将来に増配を心がけ、併せて企業体質の強化のため内部留保の充実を図ることを利益配分の基本方針としている。2017年3月期の期初では、1株当たり6円の年間配当金を計画していたが、業績の改善により7円に引き上げた。

2018年3月期は、2017年10月1日を効力発生日として普通株式10株を1株の割合をもって株式併合を実施する予定だ。それを踏まえて、年間の1株当たり70円と実質横ばいを計画している。2018年3月期は減益予想をしているため、配当性向は前期の18.3%から24.4%に上昇することになる。

(執筆:フィスコ客員アナリスト 瀬川 健)



<NB>

情報提供元: FISCO
記事名:「 品川リフラ Research Memo(8):2018年3月期は前期の増配を実質的に保つ計画