■今後の見通し

1. 2018年3月期の業績見通し
ベネフィット・ワン<2412>の2018年3月期通期の連結業績は、売上高で前期比18.7%増の35,000百万円、営業利益が同19.6%増の7,000百万円、経常利益が同21.3%増の6,950百万円、親会社株主に帰属する当期純利益が同19.3%増の4,600百万円と20%前後の増収増益を予想している。増収額5,522百万円の事業別内訳は、貢献度の大きい順にヘルスケア事業の2,521百万円(前期比50.6%増)、福利厚生事業の1,050百万円(同7.3%増)、インセンティブ事業の761百万円(同20.4%増)、海外事業の724百万円(同3.5倍)、パーソナル事業の497百万円(同11.9%増)となる。

「福利厚生+パーソナル+CRM」は、予想営業利益の増加額(1,148百万円)の7割強の寄与をすることが見込まれている。インセンティブ事業は、豊富な代理店向け営業販促費を持つ携帯キャリアに注力する。ヘルスケア事業は、増収率に見合う5割以上の増益が見込まれている。

(執筆:フィスコ客員アナリスト 瀬川 健)



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情報提供元: FISCO
記事名:「 ベネ・ワン Research Memo(7):20%前後の増収増益の高成長を見込む