RIZAPグループ<2928>は13日、子会社のイデアインターナショナル<3140>とRIZAP型マーケティングの展開強化についての協業方針を発表した。

RIZAPグループでは、パーソナルトレーニングジム「RIZAP」の飛躍的な成長を支えてきたRIZAPグループのマーケティング分野におけるノウハウとマーケティング手法を活用するほか、販路拡大策やEC分野の強化などの取り組みをグループ内で活かすことで、中長期的な成長を目指している。

5月15日に発表された2018年3月期の業績予想では、売上収益で前期比57.6%増の1502.02億円、営業利益で同27.4%増の130.10億円と大幅な増収増益を見込んでおり、中期経営計画「COMMIT2020」で掲げている2021年3月通期の連結売上高3,000億円、営業利益350億円の目標達成に向けて着々と成長を見せている。

また、M&Aによりグループ入りした子会社の事業改革にも積極的に取り組んでおり、グループ参画からわずか数ヶ月間で、1店舗当たりの売上高が向上するなど、収益力において大きな改善を果たした企業もあり、M&A後の統合プロセスにも注目が集まっている。今回のグループ内の協業の結果、イデアインターナショナルのみならず、グループ全体の業績にも好影響を与えることが期待される


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情報提供元: FISCO
記事名:「 RIZAPグループ---子会社イデアインターナショナルとマーケティング強化を発表。グループシナジーに注目