Digital Electronicsは全体では前期比1,197百万円の増収となった。その中の液晶・TP・BLの最終製品市場はスマートフォン向けが中心だ。ここが8,445百万円の増収となっているのは実装ビジネスの売上高約20,000百万円で押し上げられたためだ。したがって実質的には約11,500百万円の減収だったということだ。モバイル端末もまたスマートフォン向けを意味しており、10,728百万円の減収となった。また今期においてはBroad Marketの中の産業機器等も需要先はスマートフォン関連の売上高だった(内容は振動用モータ向け部材)。これらを合算すると、スマートフォン向け売上高が前期比約30,000百万円減少したことになり、収益の足を大きく引っ張った。その他では、Toy、ホビーが1,635百万円、テレビ、モニターが3,526百万円、それぞれ増収となったのが目立った。