RIZAPグループ<2928>は2日、子会社のマルコ<9980>と新商品・サービスの共同開発、RIZAP型マーケティングの展開強化についての協業方針を発表した。

RIZAPグループでは、パーソナルトレーニングジム「RIZAP」の飛躍的な成長を支えてきたRIZAPグループのマーケティング分野におけるノウハウとマーケティング手法などをグループ内で活かすことで、今後、マルコの中長期的な成長を目指している。

RIZAPグループの取締役兼マルコの代表取締役社長である岩本眞二氏は、5月26日に開催されたマルコのインターネット会社説明会の場において、「現在、RIZAPのCMを作ったチームに、マルコのテレビCMの作成を進めてもらっており、近い将来、全国の皆様のお茶の間にもマルコのCMが流れることを期待頂ければと思います。」とコメントしており、今後、RIZAPのノウハウを全面的に取り入れた本格的なマーケティング展開の動向が注目される。

5月15日に発表された2018年3月期の業績予想では、売上収益で前期比57.6%増の1502.02億円、営業利益で同27.4%増の130.10億円と大幅な増収増益を見込んでおり、中期経営計画「COMMIT2020」で掲げている2021年3月通期の連結売上高3,000億円、営業利益350億円の目標達成に向けて着々と成長を見せている。

M&Aによりグループ入りした子会社の事業改革にも積極的に取り組んでおり、マルコはグループ参画からわずか数ヶ月間で、1店舗当たりの売上高が向上するなど、収益力において大きく改善する見通しとなった。その他の子会社も著しい業績改善実績を築くなど、M&Aを順調に進めており、RIZAPグループのM&A戦略にも注目が集まっている。


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情報提供元: FISCO
記事名:「 RIZAPが子会社マルコとの商品共同開発、マーケティング強化を発表。M&A後の中長期的な成長に注目