ガイアックス<3775>は18日、完全子会社であるnotteco(本社:東京都千代田区)が運営する国内最大級の相乗りマッチングサービス「notteco」が、道路運送法における取扱いが明確になったと発表。「notteco」は、nottecoが運営する国内最大級の相乗りマッチングサービスである。これが、国土交通省及び経済産業省から、道路運送法の「旅客自動車運送事業」に該当せず道路運送法上の許可または登録を要しないとする回答を受けた。

「notteco」は、2007年よりサービスを開始し、中長距離を移動する人(ドライバー)と同区間の移動を希望する人(同乗者)をインターネット上でマッチングし、その移動にかかるガソリン代及び高速道路代を、実費の範囲内で同乗者が負担するコストシェア型ライドシェアサービス。会員数は35,000人以上で、年間6,000ドライブが登録されている。ドライバーが同乗者から費用を収受するのは、いわゆる「白タク」行為にあたらないかという指摘を受け、想定するサービス及び料金形態が道路運送法に抵触をしないか産業競争力強化法の「グレーゾーン解消制度」により照会を行った。結果として、国土交通省及び経済産業省より、ドライバーが同乗者から収受する費用は旅客自動車運送事業に該当せず、道路運送法上の許可又は登録を要しないとの回答により取扱いが明確となった。

これにより、いっそう利用者が安心できるサービスになった。今後は、全国向けサービスと並行し、生活交通が課題となっている交通過疎地における新たな交通手段としての展開も進めていく予定だ。




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情報提供元: FISCO
記事名:「 ガイアックス---相乗りマッチングサービスnotteco、取扱可で本格的サービスの展開へ