ダイキアクシス<4245>は12日、2017年12月期第1四半期(2017年1月~2017年3月期)連結決算を発表した。売上高が前年同期比3.9%増の94.07億円、営業利益が同51.4%増の5.62億円、経常利益が同27.5%増の5.75億円、親会社株主に帰属する四半期純利益が同10.9%増の3.50億円となった。

環境機器関連事業について、浄化槽排水処理システムが前年同期と比べ大幅に増加した。内、海外売上高については大型案件の完成により前年同期より大幅に増加し、ストックビジネスとしてのメンテナンス事業については前年同期と比べ堅調に推移した。また、上水事業エスコ収入についても前年同期と比べ堅調に推移している。

住宅機器関連事業について、建設関連業売り上げは全体的に顧客開拓が進み、堅調に増加した。ホームセンターリテール商材は前年同期と比べやや減少した。住宅部門工事は前年同期と比べて外壁工事の減少により大幅に減少した。

クリクラ事業、BDF関連事業は共に前年と比較して減少。小型風力発電機器関連においてはプラント販売がなかったため、セグメント損失を計上している。

2017年12月期通期の業績予想は、売上高が前期比4.8%増の344.00億円、営業利益が同23.5%増の11.50億円、経常利益が同18.8%増の13.50億円、親会社株主に帰属する当期純利益が同31.1%増の8.50億円とする期初計画を据え置いている。




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情報提供元: FISCO
記事名:「 ダイキアクシス---2017年1Qは環境機器関連事業が好調で増収増益