以下は、フィスコソーシャルレポーターの個人投資家スマイルマン氏(ブログ「脱サラSの急騰銘柄監視日記」を運営)が執筆したコメントです。フィスコでは、情報を積極的に発信する個人の方と連携し、より多様な情報を投資家の皆様に向けて発信することに努めております。

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※2017年5月4日17時に執筆

株ブログ『脱サラSの急騰銘柄監視日記』を執筆しているスマイルマンといいます。

いよいよ決算ラッシュも5月15日でピークを越え、ここからは決算を見て業績の良い銘柄が素直に買われやすい相場になるのではないかとみています。

さて、ここから夏場にかけて注目される可能性が高いと個人的に思っているテーマが1つあります。

それはバラスト水処理関連銘柄です。

昨年に一度大相場を作り市場を盛り上げたテーマとなりますが、ここから夏場にかけて再び注目されるとみています。

理由はバラスト水の管理に関わる条約の発効が9月8日に控えているからです。

ですので、9月前には報道等で注目される機会が増えることや、実際このバラスト水の条約の影響で大きく業績が変化している銘柄もあることから注目されるとみています。

そこでバラスト水処理関連銘柄として買いが向かいやすい銘柄を3つご紹介させて頂きますので、ご参考にして頂ければと思います。

タクミナ<6322>

各種定量ポンプが主力の会社になります。同社のポンプは環境、水処理、電子材料、光学フィルム、二次電池、食品、医薬など幅広い業種で利用されています。

同社がバラスト水処理関連の本命とされている銘柄になります。同社はバラスト水の薬剤注入方式の処理装置において使われるスムーズポンプを製造していることから注目されています。実際、この条約の恩恵で業績が大きく拡大し始めており、この点も好材料となるでしょう。

チャートを見ても、直近高値である1790円を超えれば一気に上値が軽くなる好チャートを形成しているだけに期待大の銘柄です。

アドテックプラズマテクノロジー<6668>

半導体、液晶基板製造工程で使うプラズマ発生用高周波電源やマッチングボックスが主力の会社になります。

同社はバラスト水処理装置用電源を現在開発中であり、関連銘柄として注目しておきたい銘柄になります。半導体関連として業績が絶好調に推移していることに加え、バラスト水処理装置用電源の開発に成功すれば更なる業績上振れが狙えるとみています。

内海造船<7018>

尾道に本社を構える日立造船<7004>系の会社です。バラ積み船、自動車運搬船など多種多様な船種船型に取り組んでいます。

同社はバラスト水処理装置のレトロフィット工事において実績があることから関連銘柄として買いが向かいやすい銘柄になります。小型株かつ貸借銘柄と短期資金を誘いやすい条件が揃っていることも注目点です。

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執筆者名:スマイルマン
ブログ名:脱サラSの急騰銘柄監視日記


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情報提供元: FISCO
記事名:「 【FISCOソーシャルレポーター】個人投資家スマイルマン:バラスト水処理関連に再注目!!