ヒューマンホールディングス<2415>の事業子会社で、教育事業を運営するヒューマンアカデミーの全日制専門校「総合学園ヒューマンアカデミー」は、ブイキューブ<3681>のテレビ会議システムである「V-CUBE Box」をオンライン授業の映像コミュニケーションインフラとして導入すると発表している。全国の校舎で、双方向・リアルタイムでのオンライン授業を2017年4月より開始するもよう。

「V-CUBE Box」の導入によって、遠く離れた校舎で学ぶ受講生にも、対面授業と同じ感覚で、業界の第一線で活躍する人気講師によるライブ授業を届けることができるようになる。また、「V-CUBE Box」は各校舎を、クリアな音声、高精細な映像で結ぶため、オンデマンドとは異なり、その場で講師に質問することができるなど、臨場感あふれる対話方式による参加型の授業を提供することができるようになる。

「教育のICT化」は近年になって急速に進んでいるが、インフラ整備に多額の投資が必要になることや、従来システムでは講師と受講生の間での双方向性に限界があったため、実際の現場では有効活用にまで至っていないというケースも多かったもよう。「V-CUBE Box」導入により、このようなネックが解消されることになる。今後は、教室に限らず離島や海外での受講なども計画しているもよう。「教育のICT化」を進展させるにおいて、ブイキューブ製品の役割の重要性があらためて認識されるニュースフローといえよう。




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情報提供元: FISCO
記事名:「 ブイキューブ---「V-CUBE Box」が教育のICT化進展に貢献へ