RIZAPグループ<2928>は14日、同社子会社のRIZAPがキリン<2503>グループのキリンビバレッジと共同開発した低糖質・プロテイン飲料「キリン ライザップ プロテインボトル」を3月28日より全国で発売することを発表した。同社はこれまでダイエットに資する低糖質フードを手がけてきたが、今回同社として初となる低糖質飲料となる。

プロテイン市場は前年比で30%を超える伸長など2ケタ成長を続けている。キリンビバレッジの調査によると、プロテインを摂取する人は、「体を鍛える層」から運動不足や生活習慣の改善を気にする「健康志向層」へ拡大している。今回、この新商品を健康・運動意識の喚起となる飲料と位置づけ、「健康志向層」もターゲットとすることで、プロテイン飲料市場の新たな顧客獲得を狙う。

両社は、健康に対する社会課題の解決に対し、栄養補給と継続的な運動のきっかけづくりで貢献していくとのこと。同日開かれた新商品発表会では、販売目標として年間40万箱が掲げられた。

また、RIZAPでは、これまで7万人を超えるゲストに付加価値の高いパーソナルトレーニングを行うことにより“痩せる”ことを目的としたマーケティングを中心に行ってきた。今後はさらにシニア層を中心とした健康志向の高い一般消費者へのマーケティングにも注力することにより、大幅にマーケットの拡大が見込める“健康分野”への取り組みを強化する方針であるとしている。



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情報提供元: FISCO
記事名:「 RIZAPグループ---キリンビバレッジと共同開発した低糖質・プロテイン飲料を発表