プラッツ<7813>は2月3日、2017年6月期第2四半期(2016年7-12月期)の決算を発表。売上高は前年同期比18.2%減の18.15億円、営業損失は0.27億円(前年同期は0.42億円の利益)、経常利益は同34.4%増の0.89億円、親会社株主に帰属する四半期純利益は同77.0%増の0.73億円となった。

収益面では、2018年に予定されている介護保険制度改正について厳格化される政府方針を受けて、福祉用具流通市場での介護用電動ベッドの需要が低迷したこと、また、2016年11月販売開始予定であった医療介護用電動ベッド「Rafio(ラフィオ)」の販売が1月に延期された影響もあり、福祉用具流通市場での販売実績は13.82億(前年同期比23.4%減)にとどまった。一方、高齢者福祉市場では新規開拓など営業強化により販売実績2.92億円(前年同四半期比12.7%増)と堅調に推移している。

家具流通市場の販売実績は0.90億円(前年同期比26.4%減)、海外市場では中国で高齢者施設の案件獲得に注力し、同四半期での販売実績は0.49億円(前年同期比52.8%増)となった。

為替リスクヘッジ目的の為替デリバティブ取引については、昨今の円安傾向を受けて為替差益0.60億円を計上したほか、営業外収益として持分法による投資利益0.58億円を計上している。

通期業績予想については、第2四半期の実績及び医療介護用電動ベッド「Rafio(ラフィオ)」の修正販売計画が期初計画を上回る見通しであることを受け、期初予想値を据え置いている。




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情報提供元: FISCO
記事名:「 プラッツ---第2四半期売上高18.15億、介護保険制度改正の動向を受け減収に