信越化<4063>

上昇する25日線を支持線としたトレンドが継続している。週間形状では13週線が支持線として機能している。需給状況では信用倍率が1倍を下回る売り長の状態が慢性化しており、買い方優位に。トランプ次期米大統領の就任式を控えてこう着感が強まりそうだが、一方でトランプ政権への期待からの押し目買い意欲は強そうである。



任天堂<7974>

ボトム圏での推移が続いており、一目均衡表では雲を下回っての推移となっている。週足形状では13週、26週線が上値抵抗として意識されている。ただ、週足の一目均衡表では薄い雲に到達している。明確に割り込んでくるようだとシグナルが悪化するが、まずはこの雲を支持線とした自律反発が試されよう。また、ボリンジャーバンドでは-1σを上回ってきており、中心値(25日)を試す展開が期待される。また、スマホ向けゲーム2作目でついに「ガチャ」導入と報じられており、材料視されよう。



ファナック<6954>

利食いをこなしながらも上昇する13週線を支持線とした上昇トレンドが継続している。週足の一目均衡表では雲を上放れており、シグナルは好転。指数インパクトの大きい銘柄であり、インデックス売買に振らされやすいが、トランプ物色の再燃や中国GDPなどを手掛かりに、押し目買い意欲は強そう。





<SK>

情報提供元: FISCO
記事名:「 信越化、任天堂など◆今日のフィスコ注目銘柄◆