*08:05JST 東証グロース市場250指数先物見通し:売り買い交錯か 本日の東証グロース市場250指数先物は、売り買いが交錯しそうだ。前日23日の米国市場のダウ平均は66.69ドル高の42,906.95ドル、ナスダックは192.29ポイント高の19,764.88で取引を終了した。消費者信頼感指数の悪化を警戒し、寄り付き後、まちまち。連邦準備制度理事会(FRB)の速いペースでの利下げ期待の後退で長期金利上昇に連れダウは続落した。サンタクロースラリーを期待したハイテクの買いにナスダックは底堅く推移し、終盤にかけ上げ幅を拡大し、相場全体を押し上げ。クリスマスの祭日を控えて参加者が限定的な中、ダウもプラス圏を回復し終了した。本日の東証グロース市場250指数先物は、売り買いが交錯しそうだ。米株高は追い風となるものの、米長期金利上昇やクリスマスによる参加者減少もあり、方向感が出にくくなっている。一方で、日足一目均衡表の先行スパン(雲)上限での下値抵抗力は強いため、大きく売られる可能性も低そうだ。朝方発表される10月の日銀政策委員会・金融政策決定会合議事要旨には留意したい。なお、夜間取引の東証グロース市場250指数先物は前営業日日中終値比1pt安の623ptで終えている。上値のメドは630pt、下値のメドは615ptとする。

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情報提供元: FISCO
記事名:「 東証グロース市場250指数先物見通し:売り買い交錯か