*16:30JST 東証グロース市場250指数先物概況:米政策金利発表を控え手仕舞い売り優勢 12月18日の東証グロース市場250指数先物は前営業日比3pt安の619pt。なお、高値は628pt、安値は619pt、日中取引高は3034枚。前日17日の米国市場のダウ平均は9日続落。長期金利の高止まりで寄り付き後、下落。朝方発表された11月小売売上高が市場予想を上回り、連邦準備制度理事会(FRB)が明日の連邦公開市場委員会(FOMC)
で利下げを行うとの見方に変わりはないものの、来年の利下げペースが緩やかになるとの観測につながった。FOMCを前に金融政策の不透明感が重石となり、ダウ平均、ナスダックともに終日軟調に推移した。本日の東証グロース市場250指数先物は前営業日比変わらずの622ptからスタートした。日本市場全体が方向感の乏しい値動きとなる中、ダウ平均が約46年ぶりの9日続落を記録したことから、買い手控えムードが浮上。パラボリックの陽転に加え、短期主要移動平均線をすべて下回ったことから、仕掛け的な売りも観測された。今晩米国で政策金利発表を控えていることから、引けにかけて手仕舞い売り優勢となり、本日安値の619ptで取引を終了した。東証グロ-ス市場の主力株ではハートシード<219a>や弁護士ドットコム<6027>などが下落した。

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情報提供元: FISCO
記事名:「 東証グロース市場250指数先物概況:米政策金利発表を控え手仕舞い売り優勢