*07:33JST NY為替:米12月利下げ確率上昇でドルは一時伸び悩む 11日のニューヨーク外為市場でドル・円は152円82銭まで上昇後、151円93銭まで反落したが下げ止まり、152円47銭に戻して引けた。米11月消費者物価指数(CPI)で伸びが拡大し、インフレ鈍化の進展停滞のあらたな証拠となったため長期金利上昇に伴うドル買いが強まった。同時に、予想に一致した結果を受けて12月連邦公開市場委員会(FOMC)での追加利下げ観測をほぼ確実視しドル売りに転じた。ただ、インフレ鈍化の進展が容易ではないとの見方や良好な成長見通しで来年の利下げペース鈍化観測も根強く金利が再び上昇し、ドルは下げ止まった。

ユーロ・ドルは1.0539ドルまで上昇後、1.0480ドルまで下落し、1.0496ドルで引けた。ユーロ・円は160円66銭へ上昇後、159円57銭まで反落。日銀が追加利上げを急いでいないとの見方に円売りが優勢となった。ポンド・ドルは1.2782ドルまで上昇後、1.2733ドルへ反落した。ドル・スイスは0.8811フランまで下落後、0.8853フランまで上昇した。

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情報提供元: FISCO
記事名:「 NY為替:米12月利下げ確率上昇でドルは一時伸び悩む