*16:35JST 日経VI:大幅に低下、取引時間中は警戒感継続 日経平均ボラティリティー・インデックス(投資家が将来の市場変動の大きさをどう想定しているかを表した指数)は6日、前日比-4.06(低下率14.59%)の23.09と大幅に低下した。なお、高値は32.36、安値は23.09。昨日の米株式市場で主要指数が上昇した流れを受け、今日の東京市場は買いが先行し、日経225先物は上昇して始まった。一方、市場では引き続き、米大統領選や米連邦議会の上下両院選の結果のほか、日本時間8日未明に発表される米連邦公開市場委員会(FOMC)の結果などへの警戒感が意識された。こうした状況の中、今日は取引開始後も日経225先物が堅調に推移したが、ボラティリティーの高まりを警戒するムードが継続し、日経VIは取引時間中は昨日の水準を概ね上回って推移。取引終了時に大幅低下に転じた。

【日経平均VIとは】
日経平均VIは、市場が期待する日経平均株価の将来1か月間の変動の大きさ(ボラティリティ)を表す数値です。日経平均株価が急落する時に急上昇するという特徴があり、日経平均株価と通常は弱く逆相関する傾向があります。一方、数値が急上昇した後に、一定のレンジ(20~30程度)に回帰するという特徴も持っています。


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情報提供元: FISCO
記事名:「 日経VI:大幅に低下、取引時間中は警戒感継続