*07:54JST 東証グロース市場250指数先物見通し:上値の重い展開か 本日の東証グロース市場250指数先物は上値の重い展開を想定する。前日3日の米国市場のダウ平均は184.93ドル安の42,011.59ドル、ナスダックは6.64pt安の17,918.48ptで取引を終了。バイデン大統領がイスラエルのイラン報復を巡り石油施設攻撃の可能性を示唆すると原油高や地政学的リスク上昇を警戒した売りが加速。ナスダックは半導体のエヌビディアの上昇が下支えとなったが雇用統計の発表を控えた警戒感に利益確定売りにより、戻り鈍く終了した。下落した米株市場を横目に、本日の東証グロース市場250指数先物は上値の重い展開を想定する。石破首相が追加利上げに慎重な構えを見せていることや米長期金利の上昇によりドル買いの動きが加速。
グロース市場特有の悪材料もなく、買い戻しが期待できる。一方、今晩米国で9月の非農業部門雇用者数や失業率の発表を控え、雇用情勢を見極めたい向きによる持ち高調整も予想されるため、売り買いともにこう着状態となる可能性もある。なお、夜間取引の東証グロース市場250指数先物は前営業日日中終値比3pt安の631ptで終えている。上値のメドは640pt、下値のメドは620ptとする。 <TY>
情報提供元: FISCO
記事名:「 東証グロース市場250指数先物見通し:上値の重い展開か