*16:53JST 東証グロース市場250指数先物概況:様子見姿勢強まり小幅反落 8月23日の東証グロース市場250指数先物は前営業日比4pt安の636pt。なお、高値は638pt、安値は631pt、日中取引高は7035枚。前日22日の米国市場のダウ平均は反落。
週次失業保険申請件数でサプライズなく、労働市場の急速な悪化警戒感が後退し、寄り付き後、上昇。中古住宅販売件数も予想を上回り長期金利上昇で、ハイテク中心に売りに転じた。その後も、連邦準備制度理事会(FRB)のパウエル議長講演を警戒した手仕舞い売りも強まり、終盤にかけ相場は下げ幅を拡大した。本日の東証グロース市場250指数先物は、前営業日比5pt安の635ptからスタートした。7月の消費者物価コア指数がコンセンサスを上回る2.8%となったものの、米株安の流れを受けた新興市場は軟調に推移。米国で7月の新築住宅販売件数やパウエルFRB議長講演を控えているため様子見姿勢が強まり、マイナス圏での推移が続いた。一方で、グロース市場固有の悪材料もないことから売り込む動きもなく、引けにかけて下げ幅を縮小、本日の高値圏となる636ptで取引を終了した。東証グロ-ス市場の主力株でタイミー<215a>やフリー<4478>などが下落した。 <TY>
情報提供元: FISCO
記事名:「 東証グロース市場250指数先物概況:様子見姿勢強まり小幅反落