*13:49JST 米国株見通し:底堅い値動きか、大幅続落後の自律反発で (13時20分現在)

S&P500先物      5,298.50(+81.00)
ナスダック100先物  18,394.00(+380.75)


米株式先物市場でS&P500先物、ナスダック100先物は堅調、NYダウ先物は370ドル高。米金利は伸び悩み、本日の米株式市場は買い先行となりそうだ。


5日の主要3指数は3日続落。序盤から売り優勢の展開となり、ダウは1033ドル安の38703ドルと3営業日にわたる大幅安で計2000ドル超も値を下げた。この日発表されたISM非製造業景況指数は前回から改善を示し、景気の好不況の境目である50を2カ月ぶりに上回った。ただ、前週の低調なISM製造業景況感指数や雇用統計によりVIX指数は高水準を維持。また、金利高でハイテク売りが強まり、終盤まで相場を圧迫した。


本日は底堅い値動きか。国内経済の先行きは不透明感を深め、VIX指数の高止まりを手がかりとした下げが続く見通し。特に金融機関の業績悪化が警戒され、同セクターの下げが相場を圧迫しよう。一方、連邦準備制度理事会(FRB)の9月大幅利下げが見込まれ、全般的に売りづらい。主要指数は前週末から記録的な落ち込みを見せ、自律反発も期待される。ハイテク関連は前日までの売りで値ごろ感が生じ、買戻しが強まる可能性もある。




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情報提供元: FISCO
記事名:「 米国株見通し:底堅い値動きか、大幅続落後の自律反発で