*05:51JST NY為替:米FRB理事のタカ派的発言受けて金利上昇・ドル買い  25日のニューヨーク外為市場でドル・円は、159円43銭から159円76銭まで上昇し、159円68銭で引けた。ボウマン米FRB理事の「しばらく政策金利の据え置き必要」(ロンドンでの講演原稿)との見解が意識されるなか、5月シカゴ連銀全米活動指数の予想外のプラス転換をきっかけにドル買いが強まった。10年債利回りは4.20%台から4.25%台まで上昇した。一方、6月消費者信頼感指数は予想上振れも前月から低下したが、ドル売りは限定的となった。

 ユーロ・ドルは1.0691ドルへ下落後、1.0718ドルまで上昇し、1.0712ドルで引けた。米2年債入札の順調な結果を受けて金利がやや低下したところで欧州通貨の買い戻しがみられた。ユーロ・円は170円71銭から171円14銭まで上昇した。

 ポンド・ドルは1.2671ドルへ下落後、1.2696ドルまで上昇。ドル・スイスフランは0.8932フランから0.8953フランまで上昇した。

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情報提供元: FISCO
記事名:「 NY為替:米FRB理事のタカ派的発言受けて金利上昇・ドル買い