*13:57JST 米国株見通し:伸び悩みか、極端な売りは回避 (13時20分現在)

S&P500先物      5,572.25(+12.50)
ナスダック100先物  20,293.75(+97.50)


米株式先物市場でS&P500先物、ナスダック100先物は小幅高、NYダウ先物は30ドル安。米金利は底堅く、本日の米株式市場はやや売り先行となりそうだ


18日の主要3指数は続伸。7連騰のナスダックはS&Pとともに過去最高値を連日で更新し、ダウは56ドル高の38834ドルとプラスを維持した。この日発表された小売売上高は予想よりも低調で、景気減速懸念を強めた。フランス議会選への過度な警戒も根強く、下押し圧力は継続。ただ、連邦準備制度理事会(FRB)の利下げ時期が前倒しされるとの見方から長期金利は低下し、エヌビディアなどハイテクへの買いが相場を支えた。


本日は伸び悩みか。引き続き経済指標が注目され、住宅関連が堅調なら関連セクターを中心に買いが入りやすい。また、フィラデルフィア連銀製造業景気指数が改善すれば、減速懸念を弱めよう。一方で金融当局者は引き締め的な政策スタンスを緩めていないが、年内の複数回の利下げに期待は残る。金利が高止まりなら、ハイテクへの利益確定や持ち高調整の売りが見込まれるものの、明日のPMIなどを見極め極端な売りは回避される。


<TY>
情報提供元: FISCO
記事名:「 米国株見通し:伸び悩みか、極端な売りは回避