*04:06JST 3月22日のNY為替概況 22日のニューヨーク外為市場でドル・円は151円49銭から151円00銭まで下落後、再び上昇し、引けた。2024年春闘賃上げ率は第2回集計でも平均賃上げ率5%超と33年ぶりの高水準を維持したとの報道を背景に10月までの日銀の追加利上げ観測を受けた円買いが強まった。その後、対欧州通貨絡みのドル買いやロシアでの銃撃戦の報道を受けて質への逃避のドル買いも強まったと見られる。

ユーロ・ドルは1.0830ドルから1.0805ドルまで下落し、引けた。関係筋の話として欧州中央銀行(ECB)のラガルド総裁がユーロ圏首脳に物価の低下が続くと言及したとの報道やシクルーナ・マルタ中銀総裁が4月利下げの可能性に言及し、ユーロ売りが優勢となった。

ユーロ・円は、163円87銭から163円49銭へ下落。日欧金利差縮小観測に円買いが優勢となった。

ポンド・ドルは1.2581ドルから1.2624ドルまで上昇。

ドル・スイスは0.9008フランから0.8970フランまで下落した。
[経済指標]
・特になし

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情報提供元: FISCO
記事名:「 3月22日のNY為替概況