*08:13JST 今日の為替市場ポイント:日銀金融政策の現状維持予想でドルは底堅い動きに 22日のドル・円は、東京市場では148円30銭から147円74銭まで下落。欧米市場では148円30銭から147円62銭まで下落したが、148円09銭で取引終了。本日23日のドル・円は主に148円を挟んだ水準で推移か。日本銀行は現行の金融政策を維持するとみられており、ドルは底堅い動きを保つ可能性がある。

全米企業エコノミスト協会(NABE)が1月22日発表した調査結果によると、NABE会員57社の大半(91%)は米国経済が今後1年に景気後退に陥る確率は50%以下と予想していることが判明した。同様の調査は昨年10月にも行われているが、この時は79%だった。NABEの会員は企業の売上高と利益率の向上を予想しており、サプライチェーン(供給網)の問題や労働力不足は緩和しつつあると考えているようだ。また、報道によると、米国家経済会議(NEC)のブレイナード委員長はブルッキングス研究所が主催したイベントに参加し、過去数年における供給網の多様化によって米国経済は中国の景気回復の停滞で大きな影響は受けていないとの見方を示した。22日の米国株式市場で主要3指数は上昇したが、より多くの企業で利益率の向上が期待されるとすれば、米国株高は持続する可能性がありそうだ。

<CS>
情報提供元: FISCO
記事名:「 今日の為替市場ポイント:日銀金融政策の現状維持予想でドルは底堅い動きに