*09:11JST 日経平均は388円安、寄り後はもみ合い 日経平均は388円円安(9時10分現在)。今日の東京株式市場は売りが先行した。昨日の米株式市場で主要指数が下落したことが東京市場の株価の重しとなった。また、外為市場で1ドル=147円60銭台と、昨日15時頃と比べ70銭ほど円高・ドル安方向に振れたことが、東京市場で輸出株などの買い手控え要因となった。さらに、今日は日銀金融政策決定会合の結果発表、植田日銀総裁の記者会見が予定されており、これを見極めたいとして積極的な買いを見送る向きもあった。一方、日経平均は昨日までの3日続落で900円を超す下げとなったことから、自律反発狙いの買いが入りやすかった。また、岸田首相が日本の資産運用へ海外投資家の参入を促すための「資産運用特区」を設けると表明する、と報じられたことを受け、海外投資家による日本株投資拡大に期待する向きもあったが、寄付き段階では売りが優勢だった。寄り後、日経平均はもみ合いとなっている。

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情報提供元: FISCO
記事名:「 日経平均は388円安、寄り後はもみ合い