*13:47JST 米国株見通し:下げ渋りか、調整に警戒も好業績銘柄に買い (13時30分現在)

S&P500先物      4,590.25(-6.75)
ナスダック100先物  15,883.75(-75.50)


米株式先物市場でS&P500先物、ナスダック100先物は軟調、NYダウ先物は4ドル高。長期金利は小幅に上げ、本日の米株式市場はやや売り先行となりそうだ。


19日の主要3指数は続伸。序盤から堅調地合いとなりナスダックとS&Pは3日連続でプラス、ダウは109ドル高の35061ドルと8連騰で引けた。英国のインフレ率が想定以上に鈍化し、金融引き締めの収束が意識された。連邦準備制度理事会(FRB)は年内2回の利上げを想定し、来週の連邦公開市場委員会(FOMC)は織り込み済み。ただ、金利高は抑制され、好業績銘柄への買いが相場を押し上げた。一方で、利益確定売りが一段の上値を抑えた。


本日は下げ渋りか。堅調地合いが続き、調整含みの売りが見込まれる。今晩発表のフィラデルフィア連銀製造業景気指数は改善が期待されるが、マイナスの継続により景況感の改善を受けた買いは限定的に。一方、減益を発表したゴールドマンの買いが続くか注目される。半面、テスラの好業績でハイテクは選好されそうだ。今晩の決算発表で保険のトラベラーズ・カンパニーズや輸送の鉄道輸送のCSXなどが注目され、指数に寄与する可能性もあろう。


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情報提供元: FISCO
記事名:「 米国株見通し:下げ渋りか、調整に警戒も好業績銘柄に買い