- 週間ランキング
10日の東京市場でドル・円は伸び悩み。ドルは前週末の大きな下げにより買戻しが先行し、朝方に142円09銭まで下落後は上昇基調に振れた。米金利の持ち直しでドル買いが強まり、一時143円00銭まで強含む場面も。ただ、材料難で節目付近の売りに押され失速した。
・ユーロ・円は156円67銭から155円76銭まで下落。
・ユーロ・ドルは1.0969ドルから1.0945ドルまで値を下げた。
・17時時点:ドル・円142円30-40銭、ユーロ・円156円00-10銭
・日経平均株価:始値32,393.46円、高値32,558.98円、安値32,065.63円、終値32,189.73円(前日比198.69円安)
【経済指標】
・日・5月経常収支:+1兆8624億円(予想:+1兆8658億円、4月:+1兆8951億円)
・中・6月消費者物価指数:前年比0.0%(予想:+0.2%、5月:+0.2%)
・中・6月生産者物価指数:前年比-5.4%(予想:-5.0%、5月:-4.6%)
・日・6月景気ウォッチャー調査・現状判断:53.6(予想:54.7、5月:55.0)
【要人発言】
・日銀地域経済報告
「全国9地域のうち東海・中国・九州沖縄の判断を引き上げ。他は据え置き」
「全地域で景気持ち直し、あるいは穏やかに回復」
・日銀大阪支店長
「賃上げの持続性、現時点の判断は非常に難しい」
「円安のネガティブな反応が聞かれていることはない」
・イエレン米財務長官
「米中の会談が直接的かつ生産的で、両国関係の安定化に寄与した」
「不公正な経済慣行や米国企業への懲罰的措置などの意見で相違」
「大国間の対立としてとらえず、両国が繫栄する余地がある」
・ビルロワドガロー仏中銀総裁
「ECBの利上げはピークに近づいている」
<TY>