*04:36JST 6月5日のNY為替概況  5日のニューヨーク外為市場でドル・円は、140円30銭から139円25銭まで下落し、引けた。この日発表された米国の5月サービス業PMI改定値の下方修正をきっかけにドル売りとなり、140円割れ。その後も5月ISM非製造業景況指数の予想外の低下や、4月製造業受注の伸び鈍化を受けてドル売りが加速した。米10年債利回りは3.75%台から3.65%台まで低下した。

 ユーロ・ドルは1.0675ドルまで下落後、1.0722ドルまで上昇し、引けた。欧州中央銀行(ECB)総裁らのインフレ懸念発言もユーロ買いにつながったとみられる。ユーロ・円は149円98銭から149円23銭まで下落した。

 ポンド・ドルは1.2369ドルまで下落後、1.2444ドルまで上昇。ドル・スイスフランは0.9119フランまで上昇後、0.9052フランまで下落した。

[経済指標]
・米・5月サービス業PMI改定値:54.9(予想:55.1、速報値:55.1)
・米・5月総合PMI改定値:54.3(予想:54.5、速報値:54.5)
・米・5月ISM非製造業景況指数:50.3(予想:52.4、4月:51.9)
・米・4月製造業受注:前月比+0.4%(予想:+0.8%、3月:+0.6%)
・米・4月耐久財受注改定値:前月比+1.1%(予想:+1.1%、速報値:前月比+1.1%)
・米・4月耐久財受注(輸送用機器除く)改定値:前月比-0.3%(予想:-0.2%、速報値:-0.2%)
・米・4月製造業出荷・資本財(航空機を除く非国防)改定値:前月比+0.5%(速報値:+0.5%)

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情報提供元: FISCO
記事名:「 6月5日のNY為替概況