*06:49JST NY為替:欧米金融システムへの不安で長期金利低下、リスクオフ 17日のニューヨーク外為市場でドル・円は、132円71銭から131円56銭まで下落して131円92銭で引けた。米地銀ファースト・リパブリック株が複数銀の支援にもかかわらず再び下落に転じ、金融システムへの不安が根強いことが明らかになりリスク回避の円買いや長期金利低下に伴うドル売りに拍車がかかった。米3月ミシガン大学消費者信頼感指数や同指数の期待インフレ率速報値が予想外に低下すると米連邦準備制度理事会(FRB)の利上げ観測も後退し、ドル売りが一段と強まった。

ユーロ・ドルは、1.0612ドルから1.0676ドルまで上昇し1.0665ドルで引けた。ユーロ・円は140円16銭まで下落後、141円23銭まで上昇。ポンド・ドルは、1.2123ドルから1.2201ドルまで上昇した。ドル・スイスは、0.9293フランまで上昇後、0.9250フランへ下落した。

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情報提供元: FISCO
記事名:「 NY為替:欧米金融システムへの不安で長期金利低下、リスクオフ