個別銘柄戦略:ファーストリテやネクステージなどに注目
FISCO 2023年01月06日 09:13:00
昨日5日の米株式市場でNYダウは339.69ドル安の32930.08、ナスダック総合指数は153.52pt安の10305.24、シカゴ日経225先物は大阪日中比100円安の25680円。為替は1ドル=133.40-50円。昨日の米商品市場でWTI原油先物が3営業日ぶりに反発したことからINPEX<1605>など資源・エネルギー関連株が底堅い動きとなりそうだ。また、外為市場で昨日15時頃に比べ1円ほど円安・ドル高に振れたことを手掛かりに三菱自<7211>など輸出関連株も下値の堅い展開が想定される。国内要因では、昨日の国債入札で落札利回りが上昇したことを受け三菱UFJ<8306>など金融関連株に資金が向かいやすくなるだろう。個別の材料では、23年11月期営業利益が前期比28.5%増予想と発表したネクステージ<3186>、第3四半期の3カ月間で利益巻き返しの動きとなったダイセキS<1712>、発行済株式数の2.51%上限の自社株買いを発表したケーヨー<8168>、22年12月の国内ユニクロの既存店+Eコマース売上高が16.9%増となったファーストリテ<9983>、23年3月期の配当を前期比35円増の250円にすると報じられたオービック<4684>などが物色されそうだ。一方、22年12月期業績見込みを下方修正したI・PEX<6640>、第3四半期累計の営業増益率が上半期に比べ伸び悩んだサンエー<2659>、12月のスシロー既存店売上高が前年同期比22.3%減となったF&LC<3563>などは軟調な展開が想定される。 <FA>
情報提供元: FISCO
記事名:「 個別銘柄戦略:ファーストリテやネクステージなどに注目 」