30日のニューヨーク外為市場でドル・円は、132円38銭まで上昇したのち、130円79銭まで反落して引けた。

米12月シカゴ購買部協会景気指数(PMI)が予想以上に改善したため長期金利上昇に伴うドル買いが優勢となったのち、引けにかけポジション手仕舞いのドル売りに転じた。また、日銀がいずれ大規模緩和終了するとの見方に日米金利差拡大観測を受けた円売りが後退した。

ユーロ・ドルは、1.0646ドルまで下落後、1.0711ドルまで上昇し、引けた。

ユーロ・円は141円23銭から140円06銭まで下落。日欧金利差拡大観測に伴う円売りが後退。

ポンド・ドルは、1.2010ドルから1.2108ドルのレンジで、上下に振れた。

ドル・スイスは、0.9201フランへ下落後、0.9268フランまで上昇した。

[経済指標]・米・12月シカゴ購買部協会景気指数:44.9(予想:40.0、11月:37.2)

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情報提供元: FISCO
記事名:「 12月30日のNY為替概況