カナダ中銀は金融政策決定会合で、政策金利(翌日物貸出金利)を0.50%引き上げ4.25%に決定した。声明では、インフレ抑制のために追加利上げの必要性を検討するとした。インフレは高過ぎだが、圧力が緩和した可能性も見られると指摘。インフレ期待が定着するリスクに言及した。

エコノミストは0.5%の利上げを予想していたが、短期金融市場では62%の確率で0.25%の利上げ減速を織り込んでいたためカナダドルの買い戻しが加速。ドル・カナダは1.3680カナダドルから1.3590カナダドルまで下落。カナダ円は99円92銭の安値から100円60銭まで上昇した。

【金融政策】・カナダ中銀:政策金利(翌日物貸出金利)を0.50ポイント引き上げ4.25%に決定「インフレ抑制のために追加利上げの必要性を検討」「インフレは高過ぎだが、圧力が緩和した可能性も見られる」「インフレ期待が定着するリスク」「地政学的リスクが世界のサプライチェーン改善を混乱」「利上げが国内需要を抑制している証拠が見られる」

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情報提供元: FISCO
記事名:「 【市場反応】カナダ中銀、0.5%利上げ、加ドル買戻し加速