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18日午前の東京市場でドル・円は上げ渋り。米バイデン政権のドル高容認姿勢で、早朝には一時149円台に浮上したが、その後はやや失速。岸田首相は「過度な変動に対しては適切な対応を断固としてとっていく」と発言し、過度な円安に対するけん制を強めた。
ここまでの取引レンジは、ドル・円は148円66銭から149円03銭、ユーロ・円は146円23銭から146円73銭、ユーロ・ドルは0.9829ドルから0.9852ドル。
【要人発言】
・岸田首相
「最近の為替市場の動き、一刻一刻注視している」
「投機による過度な変動は容認できない」
「過度な変動に対しては適切な対応を断固としてとっていく」
・黒田日銀総裁
「為替変動や商品市場の動向、先行き不確実性が高い」
「最近の円安進行、輸入物価の上昇をもたらしている」
「量的・質的緩和が失敗したというのは事実に反する。辞任するつもりはない」
・ブロック豪準備銀行副総裁
「向こう数カ月にわたり金利をさらに引き上げる」
「小幅な利上げで他国と同様の引き締めを実現できる」
・豪準備銀行・議事要旨
「25bpの利上げは微妙なバランス」
【経済指標】
・NZ・7-9月期消費者物価指数:前年比+7.2%(予想:+6.5%、4-6月期:+7.3%)
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